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機械的固定工法
シート防水の代名詞、機械的固定工法
機械的固定工法のパイオニア ─ 住べシート防水
機械的固定工法とは
機械的固定工法は、防水シートを鋼板やビスにより固定することで、下地とシートを直接接着させない工法です。この工法は、当社が1974年に我が国ではじめて導入して以来、数々のすぐれた実績を支え、今やシート防水の代名詞となっています。躯体にシートを接着しませんので、躯体の亀裂・振動や目地の挙動等の影響を受けることはほとんどありません。当社は、この工法を軸に部材や工法の開発、技術研鑚に努め、「蓄熱槽断熱防水」や「屋上緑化」など、さまざまな分野への展開も図っています。
サンロイドDN防水システムについて
当社が提供する「サンロイドDN防水システム」は、日本初の機械的固定工法による防水システムです。1974 年の設立以来、数多くの屋上・プール・水槽・蓄熱槽のシート防水を手がけ、その確かな耐久性、防水性能、施工性は、約40 年の実績の中でさらに磨かれてきました。今日では、日本建築学会、国土交通省、社団法人全国防水工事業協会などから、公的な仕様として認められ、シート防水の主流の工法となっています。
機械的固定工法 6つのメリット
1.躯体挙動の影響を受けにくく、地震にも強い
下地とシートを直接接着させないため、躯体の亀裂・振動や目地の挙動等の影響を受けることはほとんどありません。
震災で実証された信頼性
阪神大震災の際、プールの躯体に亀裂が入っても防水シート(DNシート)は破断せずプール内の水を確保できたため、震災直後には消火用水として、その後は被災者の方々の貴重な生活用 水として役立てていただくことができました。
2.改修に最適でコストも削減
旧防水層の撤去が不要で、下地調整の必要もほとんどないため、撤去作業・残材処理・新規の下地作りや雨養生などのコストを大幅に削減することができます。
3.さまざまな躯体構造に適応
RC はもちろん、PC 板、ALC 板、折板、瓦棒、耐火デッキ等さまざまな構造下地に対応可能です。
4.湿潤な下地への施工が可能
下地の乾燥工程が原則不要のため、雪後でもただちに作業可能なため、工期の短縮が計れます。
5.脱気筒不要で美しい外観
DN シート自体に水蒸気を分散透過する性質があるため、脱気装置が不要で美しい仕上がりです。
6.無臭無煙で施工可能
熱アスファルト工法の際に必須の溶解釜等が不要で、悪臭や煙も発生しないため、住宅密集地での施工にも最適です。